だって、思いついたから このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-08-21結婚が墓場なら、そこで生まれた僕は、ゾンビとかになるのかな?

死が二人を分かたない

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「汝、この者を妻とし、健やかなる時も、病める時も、幾度、輪廻を繰り返したあとも、未来永劫、愛し続けることを誓いますか?」

「…いいえ」

「ちょっと!」

「いや、やっぱり、無理だろ。これ」

「何でよ! いつまでも愛してるっていったじゃない」

「言ったけどさ…。でも、お前考えてみろよ。今は良いよ。でも俺たちが死んで、転生した後なんてわかんないじゃん。もし、転生に時間差があってさ、俺が50過ぎてて、お前が8歳くらいだったら、そこに愛があったとしても犯罪になるんだよ」

「あなたが、60過ぎまで待てばいいだけでしょ」

「いやいや、お前はそれでいいのかよ。まあ、いいよ。それはまだ人間だから。じゃあさ、俺がハエで、お前が蛙だったら? 食べるだろ、お前。俺を食べるだろ」

「誰が蛙よ」

「例えだよバカ」

「私を愛してるなら、喜んで食べられなさいよ」

「厭だよ! 何で俺の一生分の愛が、お前の一食分なんだよ」

カマキリはメスがオスを食べるじゃない」

「だから、そういうのが、無理なんだって」

「何よ…、いつまでも愛してるって言ったのに…」

「だから、生きてるうちは愛していいよ。今は来世の話をしてるんだろ。バカ!」

「何よ。バカバカって! バカはあんたでしょ。誓うくらいできるでしょ。あんた、誓いを破ったら死ぬような真面目な人間だったっけ!」

「…あのさ、俺には、これが誓いというより、呪いに聞こえるんだよ…」

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