だって、思いついたから このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-06-09どこかにあるなら教えてください

断章:究極の設定vs至高の設定

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「ここにいる二人の美少女、どちらがおいしいキャラクターか、見極めてもらう」




「何の変哲もない美少女だわ」

「あっ、この美少女、右と左の眼の色が違うわ!」




「ふん、究極の設定だって? 馬鹿げてる」




「山岡ァッ! こんな眼鏡をかけた野暮ったい女の子のどこが究極なんだっ」

「ふふ、焦らないで。皆さん、女の子の眼鏡を外してみてください」




「まさか、そんな、それだけで」




「こんな、ツンツンして冷たそうな娘のどこがいいのかね」

「冷たいのには理由があるんです。試しに、主人公と二人きりにしてみてください」




「これやぁッ! わいが見たかったんは、これなんや!」




「今回はあえてライバルを三枚目にしてみた。毎回、主人公に挑むが必ず負ける。負け続ける事が伏線となり、やがて物語重要な場面で機能する」


「今回は、外伝的な話を挿入することで、実はスゴい奴であることを見せ、人物像に厚みを持たせる」




「確かに、おいしいけど、少しあざとい気がする……」

「何?」




「はーっはっはっは。士郎。素材の良さに満足し、工夫を怠った、それが結果よっ!」




「思い切って、弟の方は殺してみたんだ」

「そうか、死が永遠に二人を縛っているのね。だからせつなさが生まれる……」




「筋金入りの本格ファンだったあの人が、あんなに美味しそうに、ミステリもどきを食べてるなんて」




「安易に平行世界に逃げ込んだ。それが貴様の敗因だ」

「くっ」




「あいつは、来る日来る日もおふくろに設定を作り直させた」






「この設定を考えた奴は誰だァッ」


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