だって、思いついたから このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-07-07オチを想像しない勇気

七タ探偵

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七夕探偵こと姫織星彦は一年に一度しか依頼をうけない。だがその日に受ける依頼は百件以上にのぼる。

その日、事務所には依頼人が訪れ続け、電話が鳴りやむことはない。

それでも、夕方になって依頼の数が落ち着いてきたとき、やっと七夕探偵の仕事が始まる。

まず七夕探偵は古くからの助手に命じる。

「牛車くん。紙と筆を」

「はい、先生」

そして、探偵は3時間かけて、助手の持ってきた短冊に筆を走らせていく。短冊の数は依頼の数と同じ。その内容は概ね次のような内容である。

「犯人がつかまりますように」


短冊を書き終えた後、七夕探偵は近所の子供達と共に事務所のあるビル屋上で、竹に短冊をかざる。事務所のあるビルの敷地のほぼ中央に生えた竹は、ビルの一階から五階まで貫通し、屋上に突き出していて、周辺の名物となっていた。晴れていれば、竹の先に天の川を眺めながら、探偵は子供達に流しそうめんを振る舞う。流しそうめんを食べた子供の中で資質のある子供には神聖なる印がその身に顕われる。印とはそれぞれタウラス、タイ、タラコ、タヌキ、タカナ、タバコ、タミフルの形をとり、それらを身に付けた神聖なる戦士は人知を超えた活躍で、探偵が受けた100件以上の事件を一夜で片付けるという。七つのタのつく動植薬物の戦士を使う探偵は七タ探偵と呼ばれ、あまりに都合の良い展開にタナボタ探偵と呼ばれることもあったりする。

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