2012-09-09月巴やす
短編
感想 |
「短編」は、1000字以内の創作小説を毎月募集し、読者投票により優秀作品を選出するサイトです。
http://tanpen.jp/
ここ3か月くらい投稿していて、今回めでたく優勝作品に選んでもらえたりして、とても気持ちが良いので、「短編」の良かったところを書いておく。
感想がもらえる。
短編サイトでは、毎月募集された小説を、読者からの投票数で優勝作品を決める形式となっている。投票は一人三票まで入れられる予選と、予選上位三作品に対して1票入れる決勝に分かれている。
投票は感想とセットになっていて、投票数は、そんなに多いわけではないけれど(作品数×0.6くらい?)、常連の人が多いので、一言以上の感想を書いてくれる。これが嬉しかった。
一応、一位を決めるという形式になっているので、読み込んでくれるというか、たぶん普段なら読まないだろうの文章も、良い所悪い所を探してくれるというか。
ただ投票してもらえないと感想ももらえないので、もっと人が増えてほしい。
1000字という縛り
これは良いと思った。
Web小説は無料で読めるところと、良くも悪くも先が読めない感じが、楽しいと思っている。でも面白いかどうかの保証がないのが辛いところである。
だからWeb小説を読んでもらうには、作者のブランド力が高いか、短くまとめるか、ちょっと読んだだけで面白そうと思わせなくてはならない。そのために1000字で物語をまとめたり、大きな物語(イメージ)を感じさせるような断片を書いたりするのは意味があると思った。
昔書いたやつでもよい。
このサイトの存在はもっと前から知っていて面白そうだと思ってたのだけど、なかなかそれ用のを書けなかったり、忘れたりしていたのが、最近思い出して、規約を見ると一度どこかに発表してても良いらしい。
昔の奴を直して投稿するなら楽だなと思って投稿してみた。ある程度書いたものがあるなら、これは敷居が低くて良い。
1000字以内に削っていく作業も割と楽しくて良い。変な文章を直したり、必要と思っていた文章を思い切って削ったり。何か良くなったような気がしてくる。
まとめ
あんまりまとまらなかったけど、楽しかったんよ。投票結果を毎日確認したり。
あと、僕の書くものは傾向的に、思いつきを披露するためだけの感じが強くて、大きな物語を喚起させたり、微細な感情表現やら人間の本質を描くみたいな小説っぽい部分が弱いなあと改めて思った。自分にそういうのが書ける気もしないけど。今後は、多分ここには書かないような話を書くこともあるかもしれない。
参加した月の結果まとめ