病むに病まれてビラの裏 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009/09/18 (金)魔王のち法王(参考文献もやしもん)

親のセックスを笑うな

| 20:19 | 親のセックスを笑うな - 病むに病まれてビラの裏 を含むブックマーク はてなブックマーク - 親のセックスを笑うな - 病むに病まれてビラの裏 親のセックスを笑うな - 病むに病まれてビラの裏 のブックマークコメント

 僕は、生まれてくる前には、バチカンの法王様にも、大統領にも、10億部を突破するマンガ家にも、ノーベル賞を受賞する科学者にも、黒字を出せる舞台の劇作家にも…何にでもなれる可能性をもっていた。だが、生まれ、生きていく事は、選択をする事、可能性の幅を狭めていく事。生まれてから、何がどうなって、自分で決めれる事、自分じゃ決めれない事。だから、運が悪いとか、タイミングが悪いとか、相性がどうだとか、そんな事がからみあって、だから、優しくなる事が、一番大事で、誰とどうやって、どのように生きて行く事を考えて…くそ!ふざけんな!あのバカ女!何年好きだと思ってたんだ!やっとの思いで告白をして、それで、振るなんつぁーどういう事だッ!許せん、本当に、許せんッ!ちょっと前までは、次に会ったら、どんなリアクションをとろうだとか、また好きになれるかな…とか、また、次に、付き合える可能性は、どれくらいあるだろうか、だとか、来世ってのがあるなら、次の宇宙では、結ばれたいな、とか考えていたけど、そーいう優しい考えはもうお終いだッ!呪う、すべてを呪う。そして、誓う。俺は、未来に行く。体を冷凍保存するだとか、脳みそだけ保存しておくとか、そういう方法で、だ。どこまでの未来かというと、タイムマシーンが開発される未来までだ。そして、戻ってくる。現代の、今の、ちょっと前までだ。そして、アイツに出会う前の、あの、バカ女に出会って、そんで、俺に惚れさせるんだ。もし、それでも、惚れなかったら、あの、あのバカ女が、小学生ぐらいだった頃に行って、そこで…


「はーい、そこまでねー。」

「やめてねー。」

「な、なんだ、あんたら、人の部屋に!?」

「はい、時空パトロールでーす。」

「あなたを逮捕に来ましたよ。」

「時空パトロール!?逮捕だと!?」

「はい。時間航行法違反の罪ですね。」

「あと、小学生児童にわいせ…」

「ば、バカ言え!俺は何もやってない。」

「この人、明らかに、小学生の方に反応したね。」

「まあ、まだ、何もやってないですが、時間航行法の取り決めで、将来、重要な時空犯罪を起こすと確定している人は、時間航行法にしたがって、逮捕出来るのですよね。あなたの場合は、時間航行の悪用が、それに、該当しますね。」

「そ、そんなの、悪用しない奴はいるのかよ?」

「………。」

「………。」

「なんだよ、そのニヤニヤ顔はッ!?」

「ま、そんな訳で、あなたは犯罪者なので、逮捕に来ました。このままでは世界を滅ぼしかねない。」

「あ、逃げられないですよ。観念して下さいね。」

「…そ、そんなの、どうせ嘘なんだろ。時空パトロールだって?なんか、マンガで読んだ事あるぞ、そんなの。お前ら、どうせどっかの劇団の人で、誰かに、アイツか?頼まれて嫌がらせにきたんだろう。どっかで、見た事あるもの、お前ら。ドラマか、CMに出てませんでした?もう、そろそろ、ネタばれでいいですよ。どうせプラカードを持った人が、玄関で待機してるんでしょ?ほら、僕、もう、気がついたよ?だから、出てきてくれても…!うお!ちゃぶ台が溶けて無くなって蒸発した!………お、俺は、どうされるんだ?し、死刑か?」

「そ、そんな野蛮な事はしませんよ。」

「ふー。性格矯正、みたいなモノですよ。」

「はは、塀の中か…何年ぐらいだ?」

「そ、そんな野蛮な事はしませんよ。」

「今から、あなたのご両親のセックスを冷やかしに行きますよ。」

「はぁッ!!!???」

「あなたが、お母さんの中で受精して出来たセックスが執り行われた日に行くんですよ。」

「そして、冷やかします。」

「な、なんで、そんな嫌がらせをするんだッ!?」

「人の性格とか、その人の人生というのは、生まれる前、受精の瞬間に決まるのですよ。今のあなたが、こんな犯罪者になってしまったのは、受精が、何か不味かったからなんですよね。だから、それを、チョコっとずらしてやるんです。」

「いきなり、知らない人間3人にセックスを冷やかされたら、ちょっと、熱が冷めるでしょう。もしかしたら、その日は、やめてしまうかも知れないし、逆に、さっさと済ませてしまうかも知れない。何にしろ、受精のタイミングは、変わるでしょう。そしたら…」

「い、嫌だ。親のセックスを笑うな。」

「別に笑わなくてもよいですよ。」

「そしたらまあ、生まれてくるあなたは、性格が若干変わるでしょうし、もしかしたら、別の人になっているかも知れないし…まあ、同じように犯罪者になる事はない訳ですよ。なったとしても、それは、非常に確率が低いのです。」

「ま、まってくれ、今、俺が改心した。それで、ダメなのか?」

「………。」

「………。」

「だからなんだよッ!?そのニヤニヤ顔はッ!?」

「あ、のねえ。犯罪者になったから、私たち来たんですよ。」

「そんな、前提を覆すような事言われてもねえwww。やる前に言えってのwww。」

「だから、俺、まだやってな…」

「はいはい、もう行きますよ。」

「大人しくしておいてくださいね。あ、暴れても、これは、絶対に外れないですからね。」

「うお!手の中の玉が俺の全身を包んで身動きできなくなった!なんかこんな芸人がいたな!うお!空間に穴が開いた!」

「はい。乗って乗って。」

「ごろんごろん。」

 い、嫌だ!親のセックスなんてみたくない!自分が変わってしまうよりも!嫌だ!も、もし、すごくマニアックなプレイだったらどうしよう!いや、そんな欲張りじゃあなくて、些細なことだ。きっと、正常位じゃなかっただけで、すごくショックだろう。背後位と騎乗位だったら、どっちがショックなんだろうか。やっぱり、背後位かな。でも、騎乗位だったら、あのずぼらな母親が、実はセックスのりのりみたいな気がして、すごいショックだ。それが父親の強制だったとしても!あ、あと、道具とか出てきたら、それも、ショックだ。バイブとローションなら、やっぱり、バイブの方が、ショックだろうか。一番ショックなのは、俺の知らない道具が出てきたらだろう。いや、そんな事よりも、嫌な予感がしてきたぞ。もしも、両親のどちらか、もしくは両方が、全然、知らない人だったらどうしよう。いや、若いから、見間違えるとか、そんなんじゃあなくて…


「「し、失礼しました!法王様!」」