病むに病まれてビラの裏 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011/01/16 (日)地の文が苦手なら全部会話にしてやろう。

嘆きのペッティンガーズ

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「最初に断っておきますが、私は、あなたの事が好きではありません。」

「そうですか。そうですよね。」

「だから、その部分だけは勘違いしないで下さい。」

「分かりました。でも、少し、安心です。私もあなたの事が好きではありません。いや、好きかな。好きかもしれません。でもそれは、恋愛として好きなのではないのです。友達として、好きとも違うかな。気になる存在ではあるのですが、あなたと一緒に話をする事が想像出来ない。今話しているこの内容も、一生懸命話している感じなんですよ。」

「その割には、ぺらぺらぺらぺら話しますね。」

「頑張っているんです。あなたは確かに美しい。その部分は、間違いなく好きなんです。でも、あなたの事は、きっと苦手です。」

「もういいですよ。」

「じゃあせめてこれだけ。でも、あなたからの申し出は、すごく嬉しいです。」

「そうですか。あ、後、これは、大事な事ですが、セックス・フレンドというのは、やはり、よしておきましょう。私達は、愛し合っていません。気持ちのないセックスなんて、なんとも思いませんが、それでも、やめておきましょう。」

「そうですね。お互いいい歳ですし、あ、失礼。やれば何がどうなるかは分かってますもんね。できちゃった結婚とか、まわりで割とあります。」

「完全な避妊法はありません。と思っています。コンドームも信じていません。あなたは、その、私に、挿入なしで、我慢できますか。」

「大丈夫です。我慢は得意です。それに、考えたんです。あなたの申し出を聞いてから。挿入こそしませんが、私はコンドームを二重でつけておきます。その上でブリーフを穿き、さらにトランクスを穿き、裾と、袖、じゃあないか、ともかく、密封する形で銀ガムテープを貼ります。そして、その上で、皮パンを穿こうと思います。」

「ものすごく厳重ですね。」

「出しても絶対にかけません。それで、一つ聞きたい、というか、確認したいんですが。」

「どうぞ。」

「どこまでやっていいんですか。」

「セックスはダメです。」

「それは分かっています。ですから、例えば、キスはさせてもらってよいのでしょうか。」

「キスもやめておきましょう。キスは、他の行為と比べると、意味あいが残ります。」

「そうですか。」

「したいですか。」

「いえ、別に。歯磨きとか気にしなくて良いかな、と思いました。」

「歯磨きはして下さい。何を言ってるんですか。あなたは、雑菌だらけのヤニ臭い口で、私の身体を舐めまわすつもりだったんですか。」

「あ、舐めるのは良かったのですか。」

「舐めないつもりだったんですか。」

「あ、いや、なんというか。つまり、まあ、その辺りも含めてどこまでやってよいか、ってことなんですよ。」

「なんだかよく分かりませんが。」

「じゃあ、例えば、おっぱ…乳房を揉まして頂いてよろしいでしょうか。」

「揉んでください。」

「じゃあ、舐めるのも大丈夫なんですね。」

「でも、一つ注意して下さい。男性方は、おっぱいやおっぱいの先っぽばかりに執着しすぎです。あなた達はそれで気持ちが良いかも知れませんが、女は、私の気持ちの良い場所はそれぞれなんです。例えば、ミゾオチのあたりであったり、肋骨に沿うように撫でてもらったり、お腹の中心であるとか、唇、胸、あそこだけって単純に考えてもらうと非常に困ります。私が求めているのは、そんなんじゃあないのです。」

「難しいですね。」

「最初のうちは、分かりやすいように赤マジックでポイントしておきます。」

「助かります。」

「嘘です。」

「じゃあ、覚えておきます。ついでに聞いて良いですか。あそこってのが出たので、その、あそこ、その、秘部には、どう接したらよいでしょう。どこまでやって良いですか。」

「あなたはどうしたいのですか。指や、拳を入れたいのですか。」

「とんでもない。では、私の知り得る知識を披露させていただいてよろしいでしょうか。私は安全な男です。あそこ、膣ってのは、内蔵みたいなものです。聞くところによると、重要な血管が集中しているとか。だから、無闇に指なんかを突っ込むべきじゃあないと聞きました。なので、私も、そんなには欲求していません。自分の立場で考えても、尿道や精道をいじくって欲しいと思いませんから。あ、精道って、そんな名前じゃないですね、きっと。自分の身体なのにすみません。だから、私は、指とかにこだわりはありませんが、それでも、もしも、あなたが望むなら、私は拒みませんが、血が出るくらいに深爪をした上で、ローションを使わせて貰います。いいや、それでも足りない。指にコンドームをつけます。あ、いや、それは、無駄使いですかね。ゴム手袋を使いましょうか。嫌ですか、ゴム手袋。あ、気持ち悪いですか。」

「ちょっと、気持ち悪いですね。」

「じゃあ、ゴム手袋はやめておきます。」

「いえ、ゴム手袋じゃあなくて、そこまで考えているあなたが。」

「傷つけたくないんです。」

「そうですか。まあ、私自身、そんなに何かを突っ込まれたりというのは好きではありません。陰茎型のバイブも使いませんし、道具を使うなら、ローターにして下さい。赤いのを持っています。気になさらないなら、携帯電話でも良いですよ。あそこに関してですが、出来れば、指を突っ込むとかじゃあなくて、縁をなぞってみたり、掌を押しつけてもらったり、手の甲を使って、こすってもらったりしたら有難いです。もしも、そういうのがお好きでしたら、陰毛のしゃりしゃりとした感触を楽しんでもらっても結構です。はんでもいいですよ。ちゃんと歯磨きをして貰えるなら、好きなだけ舐めて下さい。舌なら、少しくらいなら、押しても良いです。」

「分かりました。あと、逆に、聞きたいのですが、私にはどこまでやってもらえますか。」

「どこまでとは。」

「その咥えたり、飲んだり。」

フェラチオはしてもよいですが、飲みはしません。後、万が一にも妊娠のリスクは避けたいので、あなたが射精をする局面では私は、服を着させてもらいます。」

「皮のコートとかどうですか。」

「それは、あなたの趣味ですか。」

「いいえ、違います。でも、射精までさせて貰えれば何も文句はありません。」

「本当ですか。本当は、挿入したいとは、思いませんか。」

「大丈夫です。実は、射精に関しては、家で独りでオナニー、マスタベーションをする覚悟は出来ていました。それに、挿入は、セックスは、何をどうしたらどうなるか分かっている年齢なので。」

「そうですか。それなら良かった。」

「ただ一つ懸念があります。」

「なんですか。」

「そうは言っても男と女。もしも、その行為を続けていくなかで、その、情がわきまして、どうしても、挿入がしたくなったら。二人が男と女として求めあうようになったとしたら。あなたが私の事を愛してしまうかも知れないし、その逆も。その時は、どうすればよいでしょう。」

「あなたとはそうなりません。私が求めているのは、他人の、異性の動く肉体だけです。埋めたいのは寂しさであって、愛情を求めている訳じゃあありません。」

「そうですか、それを聞いて安心しました。」

「それなら良かったです。」

「僕も、きっと、同じなんだと思います。その、ちょっと沢山話して良いですか。セックス、妊娠の先にある、もしくは前にある結婚というのを考えたら、あなたとは、いや、あなたじゃあなくても、全ての女性に対して、そんな感情はほとんど起きません。そしたら、風俗に行けと思われるかもしれない。だけど、風俗は違うのです。私の心の深い部分で拒否が魂に刻みこまれてしまっているんです。母の教育です。どんな感じなのか忘れてしまいましたが。結婚は、もういい、恋人もいらない。だけど、寂しさを感じる。時がある。寝ていて、目が覚めて、そこに異性の顔があるだけで、その寂しさは埋まるのです。その人も、寝ていて、寝ぼけながら、寝顔をみる、よろこび、安堵。まだ寝ているということを確認して、私はまた、寝て、起きて、何度もそれを繰り返すのです。もしかしたら、私が寝ている間に、その人は同じことを感じて、繰り返しているのかも知れない。そうだったら嬉しい。寂しいんです。そういう寂しさを埋められて、なおかつ、気持ちがよいなら、私は、この後の人生全てをかけてもいい。死んでもいい。本当にありがとうございます。私は、あなたのことを愛せないと思いますが、それでも、感謝しています。もう一度、言います。ありがとうございます。」

「よろこんでもらえてさいわいです。」

「後、最後に、秘密にしても仕方がないから、正直に言っておきますが、私は童貞です。」

「そうですか。私も処女です。」

「え。」

「え。」

没タイトル『童貞処女演技』